H28年第10回練習(2016/5/21)レポ-ト
毎日、暑い日が続いていますが、体調を崩さないようご注意ください。
おめでたい用事でお休みとなった「oku」さんのピンチヒッターとして、今回は「otu」がレポートします。
9時を少し過ぎて朝練会場に到着したところ、廊下まで素晴らしい重奏曲が響き渡り、皆さんの自主練習もヒートアップ。
11時過ぎからは、午後に備えての合奏の予習ということで、「真夏の果実」を皮切りに、編曲が変わった「愛の挨拶」の試奏など、計6曲の合奏を12名で行いました。
時間の関係でこれまで課題となっていた所を中心に確認しましたが、まだまだ完成には遠いことを実感。
12時で会場をコミセンに移動し、女性陣は12時半からの30分をレディース重奏にあてるなど、売れっ子タレント並のハードスケジュール。(それにしてもいつ昼食を済ませたのでしょうか。)
てなわけで、全体練習の時間帯はいつもより前倒しとなりました。
基礎練習は、①アルペジオ、②スラー、③スケールの3項目でしたが、今回のポイントは、以下のとおり。
アルペジオでは、親指のアポヤンドを「ff」「pp」「cresc.」「decresc.」でと変化させるなど、今後の曲想づくりに向けての練習。
スラーでは、各指をきちんと開いて正しいポジションに置いておくこと。
スケールでは、上昇スケールの時には「段々速く段々軽く」することを意識し、また「cresc.」での一番高い音を軽く弾くなど、演奏する上での注意事項がありました。
引き続きの合奏練習は、用事があり数名が午前中だけで帰られたので、12名と寂しい状況でボリュームのバランスも厳しいながら、その分、パート毎の課題が見えてきました。
各曲ごとのポイントなどは、以下のとおり。
1. オリーブの首飾り
1stの3小節目のトレモロのクレッシェンドと、2ndの音量の大きなトリルは大事なポイント。
12小節の休符は各パートともきちんと意識し、絃全体の消音をすること。特に、小指で5フレット上などを押さえるのは、倍音発生等があるのでダメ。
1stの26小節からの16分音符は、我慢してリズムを正しく保つ。
2. 白い恋人たち
低音の付点2分の音は、柔らかめで大きめ。
弦を移る時に走らないよう、ゆったりと。
3. 恋するフォーチュンクッキー
3rdはffで入ること。
Jから終わりまでの5小節は重すぎる。アップダウンでの音の刻みは弾き方に要注意。
各パートとも、周りの人の音をよく聞き、自分が違っている(ずれている)ことに気づくよう。
そのためにも、鼻歌で歌える位に、ノリノリで曲を覚える。→これは宿題!AKBを超えよ!
4. ようかい体操第一
すでに伝達済みだが、終わり方は譜面どおりではなく、先頭に戻り3小節目(最初の音)で終わる。
5. 赤いスイートピー
1stの41小節のハーモニクスは、右手の弾く位置を確認して、きちんとした音が出るように。
6. 愛の挨拶
暗譜するつもりで!
この曲に限り、fはサクサクと、そしてpはのんびりと。
ダイナミックレンジを大きく。
1stと2ndの34小節のフェルマータの位置は誤り。一つ前の音にフェルマータ。
7. ムーンライトセレナーデ
swingを忘れないこと。
1stの3連符が不揃いなので合わせること。
最後の小節中の休符はきちんと消音。
なお、途中、2時過ぎから見学者1名(女性)が平塚から来られました。
午前中から練習参加の人が多いため、いつもより早めの4時20分に終了。(腱鞘炎気味の私にとっては、これが限界・・・。)
全員が揃うのがなかなか難しいため、曲作りの観点での本格的な練習はまだまだという状況ですが、個人個人の練習の積み重ねや各パートでの調整が大切なことを痛感しました。
otu