2017年4月29日 練習レポート
2017年4月29日 H29年度第2回練習レポート
4月から新年度ということで、練習レポートのバトンタッチをしたものの、最初からの欠席で前回(4/15)は失礼しました。 さてさて、本日からいわゆる「ゴールデンウィーク」と呼ばれる大型連休のスタート。 とは言いつつも、サンデー毎日の我が身にとっては、何も変わりはござりません。 さぞかし車の渋滞がと案じて早めに家を出たものの、肩すかしの一番乗り。会場の東原コミセン駐車場でひなたぼっこ。 本日の練習参加者は15名。 今日は、午前の自由練習がないこともあり、合奏曲の譜面はしばらくぶりのご対面。 いつものとおりアルペジオの基礎練習で始まったものの、右指が言うことを聞かず四苦八苦。 おまけに前回から導入された新しいスラーの運指に左指も混乱の極み。 約30分の基礎練習の後は、次の順番で合奏練習に移りました。 ① Summer ~映画「菊次郎の夏より」~ ② 酋長の行列 ~組曲「コーカサスの風景」より~ ③ 糸 ④ 2つのバイオリンのための協奏曲op.3-8 ⑤ グラナダ それぞれの課題というか、注意点は次のとおり。 ① Summer まずはインテンポで、本番のスピードより少し落とした四分音符=72で、強弱だけを意識しての練習。 特に、「伴奏音がない時には指揮者をきちんと見て!」との注意。独りよがりの年代が多いせいかごもっともな注意。 他にも、アウフタクトでの入り方が揃っていないとか、余計なグリッサンドを入れないなどのご指摘。 何よりも、自分自身が慌てたのは、譜面のバージョンが違っていたこと。 持って行ったのは「20161128版」。その後、今年の3月に新しい譜面が配信されていたのだが・・・。 ② 酋長の行列 出だしの3rdのリズムの不揃い。みんなコツコツと右指一本をこまめに動かしているのだが、指揮者にはざわめきに聞こえるとのこと。 音域の広い和音などでは、高音が先に聞こえるという特性を踏まえ、客席に届く響きを意識することの重要性が語られた。 また、下降音の場合には、段々強く、段々遅くという弾き方を意識することも一般的な注意点として伝えられた。 この曲の最大の難関である「6連符スラー」については、最初の頃より大分良くなってきているものの、変な焦り癖がついている。 ということで、スラーなしでのゆっくりした実音演奏を何度か練習した。 確かに、意識の上で、速いとか難しいとかの雑念があると、慌てて墓穴を掘るようだ。 なお、ギターの特性上、fの音量に限界があるため、ダイナミックレンジを表現するためには、pをより小さくとの指摘。 ③ 糸 休憩の後に、気分も新たにこの曲にとりかかった。 4月1日のミニコンサートでも弾いているため、まあまあの感じ。 だが、やはりここでも独りよがりにならないよう、顔を上げることの注意。 1stの34小節からの高音和音は難しいので、ディビジョンも可とのこと。 ④ 2つのバイオリン・・・ ビバルディのこの曲では、pとfをきちんと意識するものの、fは大きければ良いということではなく軽めの音で、pはごく小さくとのこと。 他の曲でもそうなのだが、各パートとも長い休みの後の出だしは、各自小節を数えていても、必ず周囲とか指揮者を確認して、フライングや出遅れがないようにすること。 また繰り返しパターンの時にも、顔を上げるようにとのご指摘。 「老人性独りよがり症」にならないよう、たまには指揮者を見ましょうね。 ⑤ グラナダ 最後は景気よく、残る力を振り絞っての演奏。ラストだけにラスゲアードも室内に大きく響く。 なお、途中のピチカートは実音で可とのこと。 休憩時間には、mayuさんが神奈川(秦野)に戻ったとの情報もあり、そのうちまた平均年齢がぐ~んと下がることを期待しておきましょう。 以上、2時からの練習もそろそろ5時となり、お時間がよろしいようで本日は解散・・・。 でもでも、引き続き居残って第一部に向けてなのでしょう、重奏練習を始めるグループがあり、他の人々に無言のプレッシャー。 皆さん、連休期間中の来週は、午前の自由練習もありますね、第一部の曲決めや練習もそろそろ頑張りましょう。 (Otsu)
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