2017年5月6日 練習レポート

2017年5月6日 H29年度第3回練習レポート



連休もあと少しで終わるというのに、行くところがないのか、熱心なのかは分からないが、今日も一日ギター三昧。

午前中の自主練習からの参加者は11名、14時からのコミセンでの定期練習は15名の出席となりました。



午前の自由練習では、定演第一部でのアンサンブルに向けて複数のグループが音合わせ。

「Konzert Ⅲ BWV1048」も人数を増やして練習が行われ、12時過ぎからは、合奏の予習ということで、次の各曲に取り組みました。

① さらばアルゼンチン

② 春の海

③ 酋長の行列 ~組曲「コーカサスの風景」より~

④ Summer ~映画「菊次郎の夏より」~

⑤ グラナダ

⑥ 2つのバイオリンのための協奏曲op.3-8



それぞれのポイントは次のとおり。

① では、前打音(装飾音)の弾き方について、amiでもmiでも可だが、pを開放弦に置いて手首をしっかり固定してクリアに弾くなど、まずはゆっくりで。

② では、セクションCからを重点的に、ゆっくり、運指を守って。

③ では、セクションCからFまでの部分を重点的に、例の6連符を繰り返し練習。スラーは指先で、また弾いた後の脱力も重要とのこと。90小節の4拍目1stと4thは3連符を意識して合わせること。

④ では、セクションD1小節前の2ndは、3拍分がピチカートであることの確認。また、セクションHの後半に出てくる3連符と16分音符のリズム合わせなどのほか、セクションGの3rdを重点的に練習。

⑤ では、セクションDを重点的に練習。

⑥ では、全体をさらっと通したところで、会場移動の時間を迎えた。



この頃、気温もぐんぐん上昇中で、30℃に近い車内の熱気にうんざり。

コミセンに移動してすぐ基礎練習。アルペジオ練習の各パターンはともかく、新しいスラーにはまだまだ頭と指がついて行かないのが実態。(自分だけではないことにやや安堵)

スラー練習では、パターンfで1~3弦をセーハして弾くことなども新たに加わり、今後慣れてきたら全パターンとも左手だけでのスラーもチャレンジをとのこと。



30分の基礎練習の後は以下の各曲の合奏練習。

① さらばアルゼンチン

② 春の海

③ 酋長の行列 ~組曲「コーカサスの風景」より~

④ 街のあかり

⑤ Summer ~映画「菊次郎の夏より」~



それぞれの課題等は次のとおり。

① では、「タンゴの基本である、休符では音を出すな!」ということの徹底。(31小節、51小節の最初にある全員での休符等)

② では、7小節の1stの3連符などの不揃いや、セクションGの1stの難しい所などを重点的に練習。

③ では、前回も指摘があった「下降音の場合には、段々強く、段々遅く」という弾き方を意識することを、6連符の箇所で繰り返し練習。また、他のパートの音をきちんと聞いて、リズムの乱れをなくすように。

④ では、メロディーパートを引き立ててバランス良く。32小節以降の1stや44小節以降の3rdなどのように、3連符の裏拍での入りのタイミング合わせ。

⑤ では、基本インテンポで弾き、ここでも主役のパートを引き立てること。休符が続いた後は、ルックアップして確認を。



総じて、細かい所でのリズムの乱れや和音の音間違いがあることから、その点を意識して個人練習することが必要なようだ。



(Otsu)