2017年5月20日 練習レポート

2017年5月20日 H29年度第4回練習レポート



朝から気温が上がって全国的に晴天の土曜日、メンバーにも半袖姿が目立ってきました。

午前中の自主練習からの参加者は14名、14時からのコミセンでの定期練習は17名(ITOさん含む)の出席となりました。



午前の自由練習では、いつものように複数のグループがアンサンブルの音合わせ。さらに12時過ぎからは合奏の予習で、次の各曲に取り組みました。

① 酋長の行列 ~組曲「コーカサスの風景」より~

② さらばアルゼンチン

③ Summer ~映画「菊次郎の夏より」~

④ 春の海

⑤ 2つのバイオリンのための協奏曲op.3-8



それぞれの練習内容やポイントは次のとおり。

① では、6連符の続く部分を中心に、極々ゆっくりと繰り返し練習。16分音符を頭の中で刻みつつ、慌てず焦らず正確にはっきりと弾くのが目標。こうした箇所は定演間近になってからの追い込みが効かないので、今のうちからじっくりと基礎練習をすることが肝要ということで、25分間を使いました。

② 前打音(装飾音)のタイミング合わせのほか、38小節からの1stと2ndのスラーでは思い切りはじいてはっきりと音を出すこと。また、51小節の頭の休符は決して音を出さないこと。

③ では、セクションBの2ndや4thのピチカートについて、明瞭な音出しを意識し、また遅れないようにとの注意。他のパートも含め、自分なりの方法で構わないのでクリアな音のピチカートの練習をすること。その他、3連符のタイミングを合わせること。

④ では、アレグロからを重点的に練習。セクションGでの1stのメロディーとの合わせも要注意。

⑤ では、指一本でも弾けるスピードということで、本番では四分音符72程度とする。16小節や28小節からを重点的に練習。



13時40分に終了して、コミセン会場への民族大移動。

14時からの基礎練習(アルペジオとスラー)は25分弱。スラーでの指の動きを覚えたら、上から指が押さえられるよう意識すること。



その後、今後の予定等について、以下の連絡事項があった。

(1)8月5日に内部での発表会と懇親会を予定。

  第1部での重奏等のお披露目をして、この日に全体のプログラムを決定することになるので、それぞれ準備すること。

(2)10月15日に「藤野芸術の家」での音楽フェスティバルに参加予定。

  すでに申込はしてあり、30分程度の演奏を考えている。

(3)10月21日前後に東地区文化センターでの文化祭があり、ここでも演奏するかも知れない。また、手伝いも頼まれる可能性あり。



なお、目の手術でゴールデンウィークどころではなかったITOさんが、サングラス姿で来場。自宅療養中とのことですが、元気そうで一安心。見学者席でみんなの演奏に耳を傾けていました。一日も早い復帰を願うばかりです。



14時30分からの合奏練習は以下のとおり。

① 酋長の行列 ~組曲「コーカサスの風景」より~

② さらばアルゼンチン

春の海

③ Summer ~映画「菊次郎の夏より」~

(小休止の後)

④ 白い恋人たち

⑤ グラナダ

⑥ 2つのバイオリンのための協奏曲op.3-8



それぞれの課題等は次のとおり。

① では、2ndや3rdで押さえ間違いが数箇所あるので、それぞれ音を確認。特にリズムを刻んでいる所でのベース音はきちんと出すこと。

② では、31小節と51小節の八分休符は、絶対に音を出さないよう意識すること。出だしの部分などで前打音に気が行って、その後のスタッカートがおろそかになっている。タンゴの一般的な終わり方として、3つの音が連続するが、これはスタッカート、テヌート、軽くという弾き分けをすること。

③ では、インテンポで弾くこと。1stの4拍目裏の音の不揃いに要注意。3rdの35小節・36小節、76小節・77小節では、顔を上げること。セクションCの主役は2ndなので各パートのバランスに注意。

④ では、Fineの前に少しritをかける。

⑤ では、セクションDの前で一度止めて振り直し(3拍の空振り)をする。ハーモニクスの音はブリッジ寄りで弾き明瞭に。最後の2小節前の2拍目は絶対に音を出さない。3rdの和音は1弦の音が拍の頭になるように弾く。「1・2・3」、「1・2・3」、「1・2」、「1・2」というようなフラメンコのリズムを意識する。

⑥ では、1stのスタッカートをしっかりと出す。pをもっと落としてダイナミクスを表現。その際、音量を落としても遅れないこと。繰り返しのパターンでは指揮者を見ること。



定刻での解散後には、レディースチームが居残りで重奏練習をした模様です。練習できる日にちは限られています。8月5日に向けて、皆さん頑張りましょう。



(Otsu)