2017年6月17日 練習レポート
2017年6月17日 H29年度第6回練習レポート
梅雨の中休みで天気も上々。今日の練習は午前も午後も「東地区文化センター」で、いつものような東原コミセンへの移動はなし。しかも自由練習のスタートは9時半と早めにも関わらず、熱心な面々が次々と集まり第1部の重奏等に精を出した。 2時間ほどは2階の第3集会室、その後は1階のホール(第1集会室)と内部移動はあったものの、昼食の時間も惜しみつつ、たっぷり練習が行われた。(参加者は延べ16名) 昼食タイムの後に取り組んだ合奏の予習は、次の3曲。 ① 春の海 ② 2つのバイオリンのための協奏曲op.3-8 ③ 酋長の行列 ~組曲「コーカサスの風景」より~ かなり仕上がってきている感じもあるが、予習の中での主な指摘事項等は次のとおり。 ③の「酋長の行列」74小節のrit.とその後のpiu mossoの辺りでの不揃いがあるので、きちんと前を見ること。また94小節では頭のfの直後にpに落としてクレッシェンドすることの確認。その他、全般的に他のパートがリズムを刻んでいる時に、良く聞いて合わせること(例えば、1stの出だしで2ndのリズムを聞くことや3rdも同様に2ndとズレないようにするなど)。 14時からの通常練習を15分ほど前倒しして、基礎練習のアルペジオ、スラー、スケールを約30分。特にスケールを何回も連続する際に、右指の使い方(i・m・aやアポヤンド・アルアイレ)を各自変化させて行った。 事務連絡は、8月5日の親睦会の出欠確認、及び定演前に演奏が入る可能性があるので10月の予定をなるべく空けておくことの2点。 その後の合奏練習は以下のとおり。 ① 酋長の行列 ~組曲「コーカサスの風景」より~ ② 2つのバイオリンのための協奏曲op.3-8 ③ 春の海 ④ グラナダ ⑤ 氷雨 ⑥ さらばアルゼンチン ⑦ Summer ~映画「菊次郎の夏より」~ それぞれの課題等は次のとおり。 ① では、2ndのリズムの不揃い、1stのスタッカートがザワザワしてしてゴキブリが5~6匹いるようだなどの感想は言い得て妙。30小節以降の3rdの音量はpで良いのだが、低音部はもう少し大きめに。74小節のrit.や94小節の演奏方法については、予習での指摘のとおり(チャイコフスキーの交響曲第6番での例をあげて、極端にp、fを表現するようにとのこと)。 ② では、いつものとおり、繰り返しの所でのルックアップ。55小節以降で3rdの中での不揃いは、練習を要する箇所。 ③ では、出だしが不揃い。曲の雰囲気を大事に。 ④ では、これまでと指揮の仕方(演奏方法)を次のとおり少し変える。セクションBの前のフェルマータは無視、同じくCの前のフェルマータもほぼ無視し、Cのアレグロに入る。Dの前のフェルマータは生かし、一旦止めて3拍目の裏の1stからDにつなげる。なお、セクションGの前のrit.は大げさに表現し、Gの3小節からatempoとなっているが、実際にはここでaccelerandoして終盤に向けて追い込んで行くのでしっかりついてくること。また、ボリュームバランスの観点から、出だしのラスゲアードのトレモロは4thのみ、3rdはラスゲアードのみとする。他の場所も同様。最後から2小節目では1拍目より2拍目の方を大きく。 ⑤ では、最後のrit.を忘れないように。また、元気よく弾かず人生に疲れた感じで演奏をすること。 ⑥ では、休符では絶対に音を出さないこと。また後半の主役は4thであるので、他のパートの音量バランスを意識すること。 ⑦ では、セクションJの一つ前の1stの和音の確認。 定刻20分前に全体練習は終了し、レディースチームが居残りで重奏練習に突入。 定演本番まであと4ヶ月、全員での練習回数はそう多くはありません。そろそろ本気モードにギアチェンジを・・と自省する今日この頃。 (Otsu)
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