2017年10月21日 練習レポート

2017年10月21日 H29年度第16回練習レポート

 超大型の台風21号がまもなく来襲ということで、全国的に秋雨前線が活発化。そして国政選挙の方も明日22日の投票日を前に、期日前投票が佳境に入っているようで、市役所等の駐車場は満員表示が途切れない。
 今日はハーモニーホール座間の練習室が確保されており、朝から夕方まで最後の追い込みという貴重な練習日。印刷があがってきたプログラムの折り込みなどの作業も予定されている。

 午前中は第一部のアンサンブルグループがそれぞれ練習室をシェアし、午後は第一練習室に全員集合しての最終確認という予定になっている。
 時間を有効に活用するため、食事が済んだ人たちが三々五々集まったところで、ブランデンブルグ協奏曲の合奏となり、引き続き皆でプログラムの折り込みに取り組んだ。
 今日は残念ながら20名全員とはならず18名の参加ではあるが、本番は来週ということで、つい最近、弦を張り替えた人が多く、いつもより良い音色が響く一方、調弦はまだ安定していないようだ。弦のノイズも気になるところで、今日を含め本番までに結構弾き込む必要がありそうだ。
 なお、第二部の通し練習で、また何点か課題が指摘された。その概要は以下のとおり。
 「春の海」・・9小節での1stの入りの合わせなど。
 「調和の霊感」・・14小節や31小節以降で、1stが少し走っている。55小節以降の3rdはもう少し控えめに。
 「Summer」・・基本はインテンポ。セクションEももちろんで、特にセクションFの前の1stはインテンポで。83小節は3rdが唄っているので他パートは合わせること。セクションIの3rdのピチカートはもう少し大きめに。
 「白い恋人たち」・・rit.で音をすぼめないように。
 「さらばアルゼンチン」・・48小節目は要注意。CODAからのパートバランスが悪い。低音パートが主役なので音量に注意。
 「グラナダ」・・中程の4thのmpを忘れないこと。セクションGの3rdの和音を確認。
 「酋長の行列」・・セクションIのところで3rdは指揮者のテンポに注意するように。セクションKの直前の4thはもっと大きく。
 「氷雨」・・演歌らしいグリッサンドを効果的に。
 「糸」・・高い音は控えめに。1stの45小節など、高音で目立つ箇所のミスが出やすいので、運指やポジションは工夫すること。

一通り演奏した後に、「Summer」と「春の海」を再度おさらいし、「ブランデンブルグ協奏曲」で全体練習を終了したところで、時刻は15時半。
その後は、第一部の各重奏グループからソロまで順番に皆の前で演奏し、度胸づけ。あとは来週の本番での検討を祈るのみ・・・・。



以上

(Otsu)