2017年11月4日 練習レポート

2017年11月4日 H29年度第17回練習レポート

 
 定演が終わり初めての練習日となった今日は、3連休の真っ只中で行楽日和の天候に恵まれた。道路も渋滞気味のようだったが、数日前に配信された新しい候補曲の誘引効果で参加人数は19人と素晴らしい状況。
 基礎練習のアルペジオ各パターンとスラーでスタートしたが、しばらく基礎練習から遠ざかっていたこともあり、皆さん結構戸惑っていたようだ。
 20分が過ぎたところでメンバーのM氏が講師となって、身体を痛めないための正しい演奏法等の説明があった。
 座った時の姿勢、ギターの構え方、弾き方などについて、詳しく解説された。詳細は後日メール配信されるようなので、概要にとどめるが、要は身体全体及び腕・指等の構造を正しく理解した上で、いかにして脱力した姿勢をキープしつつ、筋肉や腱などに負担をかけ過ぎず効率的に動かすかというのがポイント。
 ・ 重い頭が身体の中心にないと筋肉に負担をかけるので、立ってリラックスした状態からそのまま座り、お尻の両方に均等に圧力がかかるようにし、左右の足も踵とつま先が自由に動くような体勢をとること。
 ・ 腕から指先までの部分をだらっとした状態から、そのまま右腕を上げてきて構える。従って小指側が肘までほぼ真っ直ぐになっている状態が良い。指を動かす筋肉等は肘の辺りから来ており、腱が入っている鞘とともに、無理をさせないようにし、両側の筋肉がともに引っ張り合うことのないよう、必ず片側は緩ませる。
 ・ 手首や指の付け根に痛みがあると腱鞘炎の恐れがあるので、無理をせずしばらく休ませることが重要で、無理をするとジストニアになるかもしれない。
 ・ 弦に当たる部分である、指先の肉(指頭)と爪の関係は音色にも関係するので色々あるが、大事なことは弾いたらすぐにリラックスさせること。

 その後は、新曲の試弾となったが、来年度に向けてのパートに座っているため、周囲の景色が変わり、気分も新鮮だ。
 ほぼ初見で臨んだため、総譜の小さい音符を追いつつ、全体のイメージを掴むのが精一杯。
 楽譜が配信された8曲のうち、この日に試弾したのは、(1)ノクターン (2)スペインのため息 (3)ヴォカリーズ (4)ハッピバースデートゥーユー(全パートを弾けるようにしておく) (5)リベルタンゴ (6)スラブ舞曲 の6曲であり、中々手強い曲があり、練習のし甲斐がありそうだ。

 なお、26日に行われる東原コミセンまつりでの演奏は、「氷雨」、「糸」、「さらばアルゼンチン」、「白い恋人たち」、「ハッピバースデートゥーユー」の5曲とのこと。(当日欠席予定は3名。)


 以上
(Otsu)