2018年3月17日 練習レポート

H29年度第27回練習レポート


 高気圧と低気圧の動きに左右されて寒暖の差が大きい昨今ですが、新しい年度に向けて確実に桜前線は近づいているようです。
 12時からの東地区文化センターでの自由練習には、15人が参加。各グループでの重奏練習タイムも終わり、13時からは「日本民謡メドレー」に的を絞っての予習でした。
 ・「ソーラン節」では、3rdの出だしの4小節などの運指の統一(途中のハイポジでのグリッサンドを弾きやすくするため、4弦4ポジションを1の指で押さえた所からスタート。)。
 ・「八木節」では、セクションIの出だしで、1stと2ndの運指の統一。
 なお、朝練(昼練?)では、しばらくはこの「日本民謡メドレー」と「スペイン舞曲」を中心に行うとのこと。

 会場を東原コミセンに移して14時から17時までの練習は18人参加。
 冒頭、明るいニュースがありました。4月に入って(新年度2回目の21日)から、以前在籍していた”S女子”が、遠隔地勤務から戻って、サークル復帰するとのこと。これで平均年齢がぐっと下がること間違いなし。
一方、今日は参加した”Iさん”が、体調管理のため短期休養になるとのことですが、なにとぞお大事に。あとは、きっと自宅練習に専念されているはずの”M会長”が、合奏への早期参加をするよう望むばかり。

1)「日本民謡メドレー」
 ・セクションJでは、2ndの小節頭でのアクセント記号付き和音は、楽器が壊れない程度に最大限の迫力で。3rdの小節跨ぎでの低音2弦のアクセント和音はpの指で力強く。1stは軽やかにメロディーを奏でるため付点はきちんと。大太鼓音担当も、このセクションは普通に弾く。
 ・途中「八木節」の前で「ハッ!」、曲の最後では「ヤッ!」(手も上げる)も忘れないこと。
2)「ノクターン」
 ・本番では、チューニングに細心の注意を。
 ・テンポの変わり目を中心に練習。セクションBの1小節前から「piu mosso a tempo」の振りになる。
 ・セクションEの「テンポプリモ」で、最初のテンポに戻るのだが、2ndはその前までと同じつもりで3連符を弾くことになるので、他パートは惑わされないこと。
 ・セクションAの1小節前からの3rdは、機械的に弾かないで、1stの高音メロディーの美しさを際立たせるように感情を込めること。控えめな伴奏とふくよかな低音に注意。
 ・前打音やトリルがある所でリズムがズレないように。
3)「リベルタンゴ」
 ・セクションJの3rdの106小節から、音が段階的に上がる箇所が不揃い。
 ・セクションHとIの4thは十分に練習を。
4)「ヴォカリーズ」
 ・テンポの揺れがこの曲の肝。指揮棒を持たずに指揮する予定なので、きちんとついてこられるように。以前周知した原曲の映像等を見て曲に慣れるように。
5)「スペイン舞曲」
 ・3rdの出だしのスタッカートを明確に。
 ・セクションEのdolceの部分からもう一段テンポを落とす。
 ・セクションFからのアッチェレランド、セクションGのテンポプリモ、セクションIからのアッチェレランド等々、テンポ変化に注意。セクションIでは途中の「piu vivo」に向けての心の準備という感じ。
 ・3rdはセクションAの数小節前でメロディーを弾いていることを意識して。
6)「インザムード」
 ・セクションAで1stのスタッカートに注意。
 ・69小節での全パートの2分休符は、次のアクセント付き和音を揃えて弾くために力をためる箇所。
 ・セクションGはffのまま入り、リピート後の2回目はmpで。
 ・セクションHの2小節前はppで弾き、1stがセクションHの直前でfffとなる。

以上
(otsu)